ゲーム情報
| 項目 | 内容 |
| ジャンル | アクションローグライク |
| 開発元 | Nao Games |
| パブリッシャー | poncle(Vampire Survivors開発元) |
| 発売日 | 2025年6月9日 |
| 価格 | 399円(Steam) |
| ストアページ | https://store.steampowered.com/app/2874130/Berserk_or_Die/ |
ここがポイント!
・「キーボードを手のひらで叩く」という前代未聞のバーサーク操作
・「攻撃の反動でしか動けない」不自由さが生むカオスな快感
・あの『Vampire Survivors』のponcleがパブリッシングを手掛けた初タイトル
・1コイン(500円以下)で買える、圧倒的な中毒性とストレス発散
(キーボードを)叩くか、死か。それが問題だ
前代未聞!「キーボードをぶっ叩く」狂気の操作システム
あの『Vampire Survivors』の開発元であるponcleが、初めて他社作品のパブリッシング(販売支援)を手掛けたことで話題の本作。その中身は、期待を裏切らない「狂気」に満ちていた。

物理的に暴れろ!「バーサークモード」
本作の最大の特徴は、独自の操作システム「バーサークモード」である。
なんと、キーボードを手のひらで思いっきり叩き、同時に押し込まれたキーの数によって攻撃の強弱が決まるという、PCの寿命を削りかねない物理的仕様。イカれてるぜ

もちろんこれが厳しい方にはシンプルモードも用意されている。そしてコントローラー操作にも対応している。
- シンプルモード: 通常のキー入力で操作可能(コントローラーもシンプルモードあり)
- コントローラー操作(バーサーク): スティック2本とトリガー2種を同時入力する。キーボード程じゃないが、狂気が必要
ちなみにどのモードを選んでも、後述する「思い通りに動かせないもどかしさ」が絶妙なスパイスになって襲い掛かってくる。

「移動手段は攻撃の反動のみ」という究極の縛り
この時点で狂気を感じる本作であるが、なんとこのゲームには、いわゆる「移動キー」が存在しない。
キャラクターを動かす唯一の手段は、「攻撃の反動や動作」しかないのだ。
しかしその攻撃は、キーボード(もしくはコントローラー)をどれだけ勢いよく押せるかにかかっている。
どれだけ強くキーボードを叩いたか(厳密に言えばどれだけのキーを同時押ししたか)で攻撃の強弱、そして移動距離が決まる。つまり「どんな技が出るかは、そしてどれだけ移動できるかを完全にコントロールすることは不可能」なのである。

つまり、『自由に移動できない』という訳だ。これがかなり難しい
制御不能の暴走車を操る感覚
入力の強弱によって移動距離が変わるため、敵を倒そうとして深追いしすぎたり、逆に敵の真っ只中に飛び込んでしまったりと、画面内は常にカオス。
この「不自由さをどうねじ伏せるか」を追求する過程が、本作の真骨頂と言えるだろう。

昼は略奪、夜は強化。スタミナ管理が命を握る戦略性
ゲームは「1日」を単位としたサイクルで進行する。
基本はローグライクおなじみの「稼いで、買って、強くなる」の流れだ。

昼のフェーズ:戦場での略奪
迫りくる敵をなぎ倒し、お金や宝箱を回収する。
日が進むごとに空から弓矢が降ってくるなどのギミックが追加され、敵の耐久力も目に見えて上がっていく。
なお、後述する「武器ガチャシステム」の根幹を担う「箱」を入手できるのもこのパート
夜のフェーズ:商人との取引
夜になると商人が現れ、ランダムなアイテムを販売してくれます。以下は品ぞろえの例
- ブーツ: 移動距離(反動)を伸ばす
- 追加弾: 攻撃時に弾を放つ
- HP・回避率アップ: 生存能力を高める
命より大事な「スタミナ管理」
キャラの下の剣のマーク(スタミナゲージ)の管理がかなり重要だ。

攻撃=移動であるため、スタミナが切れると攻撃も回避もできなくなり、即ち死ぬ。
闇雲にキーボードを叩くだけでは、戦い抜けないのだ。
個性豊かなボスと解放される新キャラクター
本作はステージクリア型の側面もあり、各ステージのボスを倒すと次のステージに進むことができる。
なお、ボスは5日目に出現する。それまでにどれだけ力を蓄えられるかが勝負の鍵だ。

ステージ1:古代ローマ「ローマファランクス」
圧倒的な物量で押し寄せてくるが、ゲージを溜めて放つ「スペシャル攻撃(必殺技)」等の後半以降劇で一気に殲滅する快感は格別だ。

ステージ2:エジプト「チャリオット」
砂漠を高速で駆け抜ける一撃離脱型のボス。
判定が大きく、こちらが攻撃を当てる際にも被弾リスクが伴うため、より精密な「バーサーク操作」が求められる強敵である。

新キャラ「クレオパトラ」の解放
2ステージ目以降で一定数の敵を累計で倒すと新キャラクターが解放される。
例えばステージ2で入手できるクレオパトラは、近接は弱いものの遠距離攻撃(弓)が可能。スタミナの回復が遅いというクセはありますが、初期キャラの皇帝とは全く違った立ち回りが楽しめる。

また、道中でたまにドロップする箱を開けてキャラの武器を入手する武器ガチャ要素があったり、キャラの永久強化も可能と単純ながら長く遊べる工夫が施されている。


FAQ
Q. キーボード壊れる?(叩いて大丈夫?)
A. 「物理的に叩く」コンセプトではありますが、強く叩き続けると手や機材への負担になります。無理に強打せず、ゲーム内の操作モード(シンプル)やコントローラー操作も活用して、自分の環境に合うスタイルで遊ぶのがおすすめです。
Q. どれくらい難しい?初心者でもいける?
A. 独自操作と「反動でしか移動できない」仕様に慣れるまでが難所です。特にスタミナ管理が重要で、連打しすぎると一気に不利になります。最初はシンプル操作で感覚を掴み、慣れてきたらバーサーク操作に戻すとスムーズです。
Q. 1プレイの目安時間は?サクッと遊べる?
A. 1回の挑戦はテンポよく進むため、短時間でも区切りやすいタイプです。慣れてくると周回前提で「もう1回だけ…」となりやすい中毒性があります。まとまった時間がなくても遊びやすいのが魅力です。
まとめ:本作の魅力
今回紹介した『Berserk or DIE』は、一見すると「キーボードを叩く」という出落ちのネタゲーに見えるかもしれません。
しかしその実態は、「エンジンの回転数を、ハンマーでエンジンブロックを叩く強さで調整しながら走る暴走車」を操縦するような、極めて硬派でテクニカルなゲームでした。
破壊衝動を解き放つ「バーサーク」と、冷静な「リソース管理」。
この相反する要素が同居する唯一無二のプレイ体験を、ぜひその手(とキーボード)で味わってみてください。
また、本作のプレイ動画をVOICEROID実況で作成しているので気になった人は見てほしい
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