【トロイメライの月あかり】レビュー:全体的に可愛すぎ!ちょっと不穏でかなり楽しいBrotatoライク【ゲーム紹介】

製品名トロイメライの月あかり
ハードSTEAM(PC)
ジャンルローグライク
開発者room6
発売日2025年11月10日
1週のプレイ時間の目安約20分
価格(定価)1200円
ストアページhttps://store.steampowered.com/app/3480790/_/
レビュー時のバージョンVersion 0.6.0

ここがポイント!
・可愛いBrotatoro。ゆるいヴァンサバ×ローグライクみたいな感じ
・ちょっと不穏で悲しい話はあるものの、ゆめにっきのような深い鬱要素、グロ展開、ジャンプスケアはない
・永続強化が存在せず、うまくいけば1回でクリアできる
・コスチューム(他のゲームで言うキャラ)の選択肢が豊富

可愛いくてサクッと遊べる。でもビルドも深い。痒い所に手が届くゲーム

目次

可愛くて、ちょっと不穏なBrotato

Brotatoというインディーズゲームがある。

Blobfishが2022年9月28日に早期アクセスを開始し、2023年6月23日に正式リリースした名作アリーナシューターで、卵の化け物が箱庭を駆け回り、敵を倒して強くなっていくゲームであり、

一言で言えばローグライク要素を重視したゆるいヴァンサバのようなゲームだ。現在はSWITCHやPSでもできるので興味ある人は是非やってみてほしい。

アリーナシューター「BROTATO」の画像
低価格で遊べる良ゲーなんだが可愛くはない。

と、少し話は逸れたが、今回紹介するのは、絵本のようなキュートなアートワークが目を引くアクションローグライク、『トロイメライの月明り』だ。

ゲーム「トロイメライの月あかり」のロゴ画像
コンセプトアートがめっちゃかわいい。かわいすぎる

一見すると可愛らしい雰囲気だが、中身はBrotato同様戦略性が極めて高く、プレイヤーのビルド構築能力が試される骨太な「Brotatoライク」となっている。

ゲーム「ヴァンパイア・サバイバー」の画像
Brotatoがわかりにくい人は「ローグライクに寄せたヴァンサバ」くらいでイメージしてもらえると嬉しい

「永続強化なし」がもたらす功罪

本作は元ネタであるBrotatoと同様に、「永続的なステータス強化がない」

基本的にはプレイ中に選択する「コスチューム」や「ぬいぐるみ」の構成によって、プレイ感を変えていくものだ。

こちら

ゲーム「トロイメライの月あかり」の画像。コスチュームで様々なプレイスタイルが可能。これは毒ビルドの科学者
例えばこれが毒特化のコスチューム。毒が強い代わりに攻撃力が伸びないかなり尖った仕様だ。

例えば、この「科学者」のコスチュームは、自身の攻撃補正が0になる代わりに、強力な毒特化ビルドを組むことができる極端な性能だ。

他にも、ぬいぐるみの価格が95%オフになるがウェーブごとに中身がリセットされる「サンタ」や、少数精鋭、あるいは20体までの大軍団を率いるタイプなど、多種多様なコスチュームが用意されている。

この要素がゲームの遊びの幅を非常に広くしている

ぬいぐるみたちとの組織的戦闘

ゲーム本編は、ある程度の広さのあるステージで、それぞれ異なる攻撃手段を持つ「ぬいぐるみ」を率いて戦う。

トロイメライの月明りの戦闘画面。ぬいぐるみを率いてウェーブ戦を行う
戦闘はこんな感じの集団戦

ポイントは以下のとおり

  • 数の暴力と配置: 基本的には10個の枠をぬいぐるみで埋めていく「頭数」が重要となるが、所持制限を超えて購入した場合は自動で強化(重ねる)が行われる便利な仕様もある。
  • 仲間の生存: ぬいぐるみにはHPがあり、敵と接触するとダメージを受ける。倒されても一定時間で復活するが、レリックによってこの復活速度を上げるなどの戦略も可能だ,。
  • 各ビルドへの特化: 例えば毒ビルドであれば遠距離毒攻撃の「ネーロ」や近接毒使いの「ドーベル先輩」を揃え、毒の回数を増やすレリック「不思議な薬品」などを組み合わせれば、敵をドロドロに溶かす圧倒的な火力を実現できる。
  • ヒーラーとタンク、アタッカーの比率:キャラには各役割もあり、自身や仲間の回復をするヒーラーをどれだけ置くか等、パーティーの組み合わせにも駆け引きが存在する
トロイメライの月明りの戦闘画面。回復要素もある
範囲回復を行うことができるキャラはかなり重宝する
トロイメライの月明りのステータス画面。細部のステータスがきさいされている
キャラのステータス画面。同じ種族を複数配置するとボーナスがあったりと、色々な要素が詰まっている

幅広いビルド構築を支えるレリック群

本作はビルドの選択肢も多いが、それを支えるのは多種多様なレリック群である。

トロイメライの月明りのアイテム・お祝いクラッカーの画像。
こういう小さな能力増減を伴うものをいくつも拾っていくタイプ

基本的に効果の低いレリックを大量に集めていくものである。もちろん、一つで戦闘を劇的に変えるものも少なからず存在するが、これもBrotato流である。

トロイメライの月明りのアイテム「不思議な薬品」の画像。毒攻撃の回数を上げる
毒回数を倍増させるぶっ壊れもある

快適なプレイを支える高いユーザビリティ

本作はUI(ユーザーインターフェース)の質が非常に高く、ストレスを感じさせない作りだ。特にリトライシステムは思い切った設計で、敗北してもそのウェーブから無制限にやり直すことができる

また、同種のぬいぐるみを重ねて強化していくゲーム性であるが、ぬいぐるみスロットに空きがないとき、自動で強化してくれるシステム等、かなり融通の利くUIが特徴である

切なくも惹き込まれるストーリー

本作は結構しっかり目のストーリーがあることも魅力一つだ

主人公の少女「テテ」は、毎日お化けに追いかけられる悪夢に悩まされている。そんな彼女を助けるぬいぐるみの正体や、ぬいぐるみを供給してくれる謎の少女「ルナ」の存在など、全20ウェーブを通じて物語が展開していく,。

トロイメライの月明りのステージ前画面。主人公のテテが写っている
不眠症の少年、「テテ」が主人公
トロイメライの月明りのステージ前画面。主人公のテテと謎の少女ルナが写っている
そんな彼のもとに謎の少女「ルナ」が現れる

雰囲気は少し切ないが、ホラー展開にはならないため、安心してその独特な世界観に浸ることができる。1周20ウェーブで綺麗に物語が完結するため、作業感を感じることなくプレイできる点も高評価だ。

総評:1,200円の価値を十分に担保する良作

Steamには安価なヴァンサバライクが溢れているが、本作の価格設定は、その品質の高さと圧倒的な懐の深さによって十分に納得できるものだ。

「永続強化」に頼らず、その場その場のビルド構築で困難を突破する楽しさは、ローグライク本来の醍醐味に満ちている。可愛い見た目に惹かれた人はもちろん、ガチガチのビルド構築を楽しみたいゲーマーにも強くおすすめしたい一本である。

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本作のVOICEROID実況プレイ動画をYOUTUBEに上げているので興味のある方は是非見てほしい

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